2年前の春、その辞令は確実なものとして伝わりました。
その数ヶ月前から、・・・かも、という話はありましたが。
そして、確定となった赴任先はタイ バンコク。
東南アジアでも、日本人が多く、都会で子供にとっても暮らしやすい、とは思いました。
が、私も働いているし、辞めるには、理由が必要。
家族は一緒!という考えもあるでしょうが、まぁ、、、いいか、と。
ここはいろんな考え方がありますよね。
子供たちにはかわいそうです。まして、当時4歳になる前の息子。2歳になる前の娘。
こんな可愛い時期に一緒じゃないなんて、という周囲の声もありましたが、
1 私が仕事を手放した後で、数年後戻っても同程度の収入は得られないだろうこと、
2 いつかは日本に戻るだろうこと。
3 専業主婦になりたくないこと。
4 夫と一緒にいたいほどの思いがないこと。(←あれ?)
自分の洋服を買うにも、「これ、買っていい?」だの、友人とのランチで「いいレストランだねぇ、」なんて言われたら、卑屈になること間違いなし。
それに、多分、働かなくなったら、もう生活がだらけちゃうような気もする。育児休暇からの復帰のときは、休暇も楽しかったし、働くのもやる気がでたけど、それは始まりも終わりもわかっていたから。
最近の世の中では、専業主婦になりたい!という女子が多いそうだけれど、
私は主婦としての仕事を完璧にこなす自信がないので、「やります」とは口が裂けても言いたくない。とくに、夫の靴磨き。これは、靴下を履かせるに等しく、、イヤ。
でも、夫は靴磨きをやってもらいたいそうな。私としては、歯を磨く、洋服を着る、と同様、自分がやることだと思うんだけど。
(あ、職業にしている人、昔いましたよね?今は、、、見かけませんね。新宿とか駅の周辺で、学生のころまでは見かけたような。
もちろん、小さな子供に靴下は履かせますよ。手先の問題でできないなら、靴下は履かせます。誰にだって。)
夫と一緒にいても、もう、話題、ないし。。。もう知り合って20年、特に新しい話題も、ねぇ。夫に、近所やママ友の話なんて、したくないし。
ということで、子供に働くママの姿を小さな頃から見せ、たまにはバンコクに行くもよし、ではないかと。
とはいえ、将来、「パパと一緒に暮らしたかったのに、ひどいよ。」と、責められることがなによりコワイ。