年少さんクラスにあがる前くらいから、
娘が言うようになった言葉。
「きょうもほいくえん?」
「そうだよ」と答えると、
「ほいくえん、だいっきらい。ほいくえん、いかない!」(怒りを込めて)
「ほいくえん、にどと行かない。」(二度と!という単語にびっくりする母)
「どうして、いつも、いつも、いつも、ほいくえんなんだよぉ。」(怒りとともに嘆き)
「〇〇ちゃん、いきたくないんだよぉ。」(泣き落し)
母「なんで、保育園行きたくないの?」
「だって、ずっとずっとほいくえん、いってる」(また泣く)
こうなると、いろいろな不機嫌スイッチが入っているので、
腫れものにさわるようになだめるか、放置する。
はー。
朝が始まった。
まったく着替えもしない、朝食も食べない、ただただ、突っ伏している娘を、
どうにかしてやる気スイッチをいれる、もしくはごまかして行ってもらうように、
誘導する。
でも、着替えを出そうものなら、
「このおようふく、ぜんぜんかわいくない」
「このおようふく、きない」(服を掴み、ぽーい、と投げ捨てる)
もしくは、うまいこと着せた!と思って安心していると、
「これ、きないんだよっ!」といって、脱ぐ。
母「ぜったい、可愛いよ?」「着てみたところみたいなー。」
このあたりをウロウロし、間もなく、時間がないことに気づく母、怒る。
「じゃ、このおようふく、ぽーい、だね。パジャマで行ってちょうだいっ」(厳しめ)
そんなこんなを繰り返し、ようやく行くことができる朝。
3歳イヤイヤ、手強い。
とくに、言い返す言葉にバリエーションが増え、母のいらだちを増強するエッセンスが
入っているので、タチが悪い。
「ママ、だいっきらい。」「ママ、しらない」「ママ、あっち行って。」
「ママのケチ!」(関係ないけど、、、)
きょうも、「ママといっしょにおしごといくから。」ときっぱり。
えーと、お仕事っていうのは、働くわけで、おしごと、っていうことをしたいわけじゃないんだよねぇ。
母としては、娘には(もちろん息子にも)、天職を見つけて欲しいと思うし、やりたい仕事を続けられて、人生の一部として働くことを楽しんでほしいと思う。
お金を稼ぐことの大変さを知り、人と関わったり、新しい技術などを生み出す力、
世界の動きを感じてほしい。
だから、母はあなたを預けて仕事に行く。多くのひととつながるために。
そして、母も自分の存在を、外の世界で確かめている。
息子からは、「ほいくえんに行きたくない」なんて言葉を聞いたことがなくて、
最初は戸惑ってしまいました。なにか、いやなことがあるのかな?とか。
おともだちともめているのかな?とか。
でも、いざ、出かけてしまえば、とても楽しそうにしているわけで。
3歳の気分に翻弄されているだけなのでした。あと、半年くらいでしょうかね。
3歳イヤイヤ女子期。