パタヤのホテル最終日となった3日目。
チェックアウト12時のため、午前中もプールで最後に遊び尽くし、さて「もうすぐ帰るよ」と告げても、遊びをなかなかやめられないこどもたち。
どうにかプールから上がると、娘の機嫌がすこぶる悪く。顔はふてくされ、こちらをにらんで、、って、どうして?
目線を合わせて聞けば、「このおうちがいい。かえりたくない。ずっとここでくらしたい。」
あー、そりゃそうだよね。家族揃って、ずっと一緒に遊んでもらえて、兄が父に付いていくことが多くて、母を独占できるもんね。それに加えて、プールがあって、お砂遊びもできて、そりゃあ楽しいよね、、バンコクに着いて夫のコンドミニアムにはプールがなかったけど、連れて来てもらってみれば、こんな大きなプールだしね。
わかるわー。ママもぎゅうぎゅう詰めの通勤電車に乗って仕事にいかなくてよくて、食事の仕度とかおもちゃの片付けとかにキイキイ言わずに、ほこりにため息つかないでよくて、昼間からプールサイドでビール飲んで、遊んでばかり。うん、こんなホテル暮らし、やめたくない。
はっ。つい、愚痴がっ!
楽しいときはいつか終わっちゃうんだよ。でも、楽しい時間だったんだね。ママもパパも仕事がんばって、連れて来てあげられてよかった。去年は、言わなかったそんな気持ちをちゃんと言えるほどに、あなたが成長したんだな、と、わかる。それがうれしい。