晴れずとも、気温の高い週末、いつものようにサッカーに行った息子。妹は、サッカーをしたわけでなくとも、自転車の揺れにすっかり夢心地です。
暑さのこもりやすい息子はサッカー中の休憩には、火照りをさますべく、冷たい飲み物と、保冷剤を首に当てながらも、ぐったりしています。あ、暑すぎる、と言いながら、ふぅふぅしているのなら、このあと休ませるべきかしら、と悩んでいるうちに、申し訳なさそうにコーチが鳴らす笛に、やっぱり勢いよく息子は飛び出して行きます。
うーん。熱中症にやられやすいタイプですね。以後気をつけないと。
お友達と別れたあとコンビニに寄り、好きなアイスを買ってあげようとすると、定番ガリガリ君を選んでました。ソーダ味を選んでいるのは少し不安なものの、好きにさせました。まぁ、こんな日もあるよね、と自転車の後ろの座席で食べるのを許したら、早速かじり始めました。でもさすがに、冷たいのか、口に入れるより、暑い空気にガリガリ君をさらしています。とけちゃうよー!
「なんかさ、アイスがシュワシュワしてさ、お口の中で、冷たいパーティーが始まっているよ!」と、どんどん溶けゆくガリガリ君の青い液体を腕からダラダラたらしながら、アイスにかじりついていました。
こうした穏やかな日常が続くほど、その終わりがすぐそこにあるのがわかって、じわっ、と泣きたくなってしまうのは、、、年のせいですね。息子が、娘が、成長しないで、ずっとこのままでいて私のそばにいてほしくなっちゃういます。
こどもにどんな風に接したらよいのか、分からなかった私が、こんなにも、こどもたちがいとおしい。うわーん。
夫も、こどもたちのそばにいさせてあげたかったなー。生涯の宝物になるこの時間、味わうことができないなんて、かわいそうなことしてるな、、もう、取り戻せないこの瞬間。しっかり私の記憶に留めたい。