こども2人と3人暮らし

11歳男子と9歳女子を育てながらフルタイム勤務中。夫の単身赴任を2020年に終え、5年4か月ぶりに同居生活となりました。夫と別居していた自由な日々を懐かしむ毎日。

そりゃ、言いたくはないですよ。でもさ。

夫が、単身赴任となって間もなく丸3年です。

年少クラスにあがったばかりの息子と2歳にさえならない娘とともに、その生活はスタートしました。トイレに失敗の多かった息子と、2歳前のオムツ怪獣とともに、なんだか、帰宅してからの夜は落ち着いて座る間がなかったなー。

時折、夫に「トイレ、完璧になったわけ?」と聞かれ、「まだ、できないんだー。」なんてダメ押しの一言で、さらに発狂しかけ、怒鳴りたくなった私。

お前が言うなっ!

 

そんな時代もなんのその。保育園が預かってくれて、働きに言っている日中は、正直天国のような時間。自分で作らないランチを!食べられるし、会話は大人だし。うーん。楽チン。保育園なしでの単身赴任は、大変でしょうけれど、まぁ、その場合は夫の勤務地についていくしかないのでしょうが、朝と晩、土日だけなら、なんともなーい!寝かせてもらえない、とか、自分が体調崩したら、崩壊する、とかあったけれども、今振り返っても、楽チンな記憶と子供が可愛かった記憶しかなくて、辛さなんて少しもなーい。(よほど、大変だったから?すべて記憶が上書きされました)

 

共働き夫婦の中で、不満となる、「夫が〇〇をしてくれない」という不満ももつことないし、そもそも、夫が不在の我が家であれば、自分が全ての決定権を持ち、他人の意思に左右されないという、正直、単身者並みの自由さ。ごはんだって、めんどくさければ、簡単に済ませちゃうし。惣菜買ってきちゃえばいいもんね。あー、素うどんも、よく食べたなぁ(笑)。

少なくとも、1食は保育園でしっかり食べてくれるということで、なんだか、安心しちゃって。自分がお家で育てていたとしたら、保育園で出してくれるようなご飯もおやつも、イベントも、外遊びも、公園も、プールもできないもんね。保育園よ、ありがとー。私は、先生たちに助けてもらっていました。( ̄ー ̄)ニヤリ 私が母親だという場合において、家庭内での育児では絶対に考えられない充実っぷりの中、育てることができました。

 

子供がいる生活、ってことを思い出してもらえませんかね?

とにかく、自由かつ最大権力者が自分自身である、そんな毎日を送っていると、たまに帰国するもうひとりの夫に、非常にイラつきます。

まずは、出かける朝に、こちらが起こすまで寝続け、さらには、起きたあと、座っていてごはんが出てくるのを待っていること。は???

「自分のことくらい、自分でやってくれる?この忙しさ見たらわかるよね?」と、言おうものなら、「ちょっと休憩していただけ」

はーーーーーーーーー?

子供じゃあるまいし、この忙しさのなかで、そもそも座る時間なんてあるわけないしっ!

お友達のお宅にお邪魔して、夫婦ともそこそこアルコールが入って帰宅した夜。一足さきに帰宅した子供と私。そのあとからゆっくり歩いて帰宅した夫が、玄関のドアを閉めたあと、一向にリビングにやってきません。とりあえず、お風呂にいれておこうとしていると、、、子供たちが我先に出ようとしていますが、パジャマの準備もせずにいたので、夫を呼んで対応してもらおうとすると、、、いびきが聞こえてきます。(CPAP、今回も持ってきていないっ!)

は???

なに、子供より先に寝ているわけ?お風呂も入れずに、ひとり?寝る?子供を寝かす前に?なにそれ!!!

ほんと、日本に帰っても、ひとり生活しているみたいな態度な夫には、怒り心頭。腹が立つー!

っていうかさ、花粉症で大量のティッシュを使っていたのに、空箱を前に、「最後の1枚だったなんて知らないし!」とうそぶく夫。くっそ。

ニトリで買った縦置きティッシュボックスを、毎回上向きに置き直して、使うのも気に食わん!洗面台のガラスを水ハネしたままにするのも、気に食わん!(小さすぎる、とお思いでしょうが。)

ま、日本にいたときだって、たいしてやってはくれませんでしたけどね!

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セレモニーに出席することで満足する夫

夫は、(金曜の)入学式の朝帰国して、日曜の昼間に帰る予定でした。そもそも、自分も仕事が休めないし、と言って、タイの連休を利用して、仕事を休まずに組んだ行程。でも、こちらも、入学式に出たら、なんて言ってませんしね。というか、小学校入学は、セレモニーで終わるような甘いもんじゃないんですよっ、と声を大にして言いたい。そもそも、学童に入れるための書類申請から、学校への書類から、入学準備品、足らない生活雑貨(置き傘だの、レインコートだの)を各所から揃え、それらすべてに名前を付け、保護者会、そのまたPTAの役員決めの悪夢を乗り越え、こなしていくために有給を使い、それでも職場から冷たい目を向けられる、そんなことが働くママには待っているわけです。それらをすべて飛ばして、桜舞い散る入学式なんて、おかしいから。笑えないから。

入学したら、毎日忘れ物がないか、帰宅したらプリント類を眠らせていないか、宿題があるのか、給食が始まるまで学童で食べさせるお弁当は必要だし。

セレモニーに出席して、「パパも、入学式に来てくれたって記憶に残るなー」なんて、能天気なこと言ってるんじゃないってば! 俺も、父親だなーなんて、悦に入っているのが、傍目にわかります。

私のいらつきに気が付いているのかどうか、定かじゃないですが、「入学式、sharplyに始まる?」なんて、聞くなー。中途半端な英語、イラつきでしかないわー。

 

爆発した私

そんなこんな、は、帰国から48時間と経たない、土曜夜にはすでに私のちっちゃい器はあっという間に溢れ、怒りとなって放出。子供の見ている前でしたが、「なに、自分のことばかりで、ゆっくりしているわけ?」

そのことをさらに、息子に振った私の言葉に、夫もイラついて、すごい形相してました。

もう知らん。

文句言いたいのは、こっちだっつうの。

息子は、そんな母の様子に、「これを見て!」と折り紙を持ってきて、話を逸らせようとしたものの、母の怒りを静めるには無駄と知り、がっくり肩を落として妹とこちらを見ないふりして遊び始めました。ごめんよ。ママの器が小さいわー。

 

夜、息子は私の機嫌を取ろうとやってきたので、それに乗じて、ママは子供たちには謝りつつも、ママは不満に思っているので、爆発させてしまった、と訳を話しました。

ほんと、東京行きの辞令が出たあと、うまくやっていけるかどうか、自信ないです。最短で、あと1年。ていうか、子供という「かすがい」がなくなったら、確実に破綻する予感。