私は、あえて平易な言葉を使わないようにしています。だって、そうした言葉は、ちょっと意味が違っちゃうんですよ。
わからないなりに、その言葉で。
英語にも通じるんじゃ?
雨ニモマケズ
息子の音読の宿題が日本語の教科書にある「雨ニモマケズ」となりました。
1日に玄米4合と、味噌と少しの野菜をたべ、、、
そんな生活がイメージできるのかしら?
お菓子、ないよ!
「みんなにでくのぼうとよばれ」・・
でくのぼう、わかるかしら。
しみじみ、読んでいると、
「みやざわけんじさん、ってすごいね。」
お?わかるのか!
素敵な文章をたくさん書いた人だよ。
「そうなの?」
ママは銀河鉄道の夜、好きだったなー・・・
読んだあと、涙が出て仕方なかった。
しみじみするわー。秋の夜にぴったり。
あれ?息子、もう、聞いてないや。
世田谷区が採用している教科、「日本語」では、漢詩もやるんですよ。
これが、漢文で書いてあったのを見たときには、驚きました。
まじか。
尋胡隠君 - 中国の漢詩 - 漢詩・詩歌紹介 - [学ぶ] - 関西吟詩文化協会
と思っていたら、保護者会で説明がありました。
「いまは言葉はわからずとも、いいんですよ。
「しゅんぷう」が春の風だと気づくのが数年先でもいいんですよ。
その音の響きを味わうこと、これが日本語の音だというのを感じればいいんです。」
と説明されましたが、わかったような、わかんないような。。。
でも、こうした文章を読みながらも、「難しすぎる」という文句はありません。
面白がって、口ずさんでいました。
おおー!私のやり方、間違ってないじゃん。
これからも、あえて平易な単語は使わないやり方でいこうと思います。
時々、「1年生には難しすぎるよ!」と息子からのクレームは入るけれども。