息子の小学校では、毎日、翌日分の時間割と持ち物、宿題の内容を
れんらくちょうに記載しています。
文字を書く練習と、準備への自立を促しているんですね。
入学時に配布された連絡帳もすでに2冊目。
最初の、たどたどしい時代を経て、きったない字の時代に絶賛突入しています。
いえ、きったない、というよりは、雑。
雑すぎる!!!
まぁ、親からすれば読めますが、、、
プリントなども、雑な字で書きなぐっていますので、
「もうすこし ていねいにかきましょう」と注意されてます。
まさに、THE小1男子を行く息子ですが、
昨日の「れんらくちょう」をチェック(保護者のサインが毎日必要!)していると、
・・・
あれ。。丁寧だ。
むしろ、キレイに近い。
ど、どうしたの!!!(笑)
「時間がたっぷりあったから、ゆっくりかいたの」
こちらは笑いながら聞こうとしたら、
息子の表情が曇っていました。
あれ?
なんだか、、、、
こんどは、「どうしたの?」と心配して尋ねると、
息子は涙をポロリ。
「こおりおにをやっていたんだけど、、ぼく、ルールをやぶったの」
こ、こおりおに?
いきなりの鬼ごっこ話で、なんのこっちゃな私。
???
「やすみじかんの”かえりましょうチャイム”が鳴ったあとにも、
タッチしちゃったの」
それで?
「おともだちがね、、、わーん。゚(゚´Д`゚)゚。」
どうやらルールを破った息子に、
お友達が一斉に口撃をした様子。
お友達、といっても、特定の子というよりは、
その場にいた、遊び友達大勢、のようです。
要するに、チャイムは聞こえていたのだけれど、
あまりに楽しすぎて、まだ鬼ごっこを続けてしまったが、
逃げている側からすれば、「アイツは、時間を守る約束ができていない!」と。
息子も、責められるパターンにまだ慣れていないようで、
お友達に責められたことが悲しくて悲しくて、、、と
教室でも泣いてしまったようです。
席に戻った後も しくしくと泣いて、
いつもと異なり、ひとりじっくり席に着席して、
れんらくちょうを書く行為に取り組んだ、、、と。
なんだか、教室でひとり、泣きながらノートを取る息子の様子が
目に浮かび、かわいそうになりながらも、
こうして、人間関係にもまれ、いろいろな加減を学んでいくのね、
と、しんみり。
自分の子供時代を思い出すようです。
小学校時代の、お互いにまだまだ人間関係を学ぶ途上にある子供時代。
息子も、こうやって、いろいろな感情を日々学んで行くんだなぁ、と。
れんらくちょうの文字を見ても、気がつかなくちゃならないことは、多いのですね。
ゆっくり、成長を見守り、そして、彼の不安を一緒に感じながら、
喜びを味わい、守るべき瞬間に気がついてあげなくてはならないんだなぁ、
と親として、しみじみしちゃった夜でした。