こども2人と3人暮らし

13歳男子と11歳女子を育てながらフルタイム勤務中。夫の単身赴任を2020年に終え、5年4か月ぶりに同居生活となりました。夫と別居していた自由な日々を懐かしむ毎日。

れんらくちょうの「きれいな字」

息子の小学校では、毎日、翌日分の時間割と持ち物、宿題の内容を

れんらくちょうに記載しています。

文字を書く練習と、準備への自立を促しているんですね。 

f:id:citronbiscuit:20181218154259j:plain

入学時に配布された連絡帳もすでに2冊目。

最初の、たどたどしい時代を経て、きったない字の時代に絶賛突入しています。

 

いえ、きったない、というよりは、雑。

雑すぎる!!!

まぁ、親からすれば読めますが、、、

プリントなども、雑な字で書きなぐっていますので、

「もうすこし ていねいにかきましょう」と注意されてます。

 

まさに、THE小1男子を行く息子ですが、

昨日の「れんらくちょう」をチェック(保護者のサインが毎日必要!)していると、

・・・

あれ。。丁寧だ。

むしろ、キレイに近い。

 

ど、どうしたの!!!(笑)

「時間がたっぷりあったから、ゆっくりかいたの」

こちらは笑いながら聞こうとしたら、

息子の表情が曇っていました。

 

あれ?

なんだか、、、、

こんどは、「どうしたの?」と心配して尋ねると、

息子は涙をポロリ。

「こおりおにをやっていたんだけど、、ぼく、ルールをやぶったの」

こ、こおりおに?

いきなりの鬼ごっこ話で、なんのこっちゃな私。

???

「やすみじかんの”かえりましょうチャイム”が鳴ったあとにも、

タッチしちゃったの」

それで?

「おともだちがね、、、わーん。゚(゚´Д`゚)゚。」

f:id:citronbiscuit:20170808131955j:plain

どうやらルールを破った息子に、

お友達が一斉に口撃をした様子。

お友達、といっても、特定の子というよりは、

その場にいた、遊び友達大勢、のようです。

 

要するに、チャイムは聞こえていたのだけれど、

あまりに楽しすぎて、まだ鬼ごっこを続けてしまったが、

逃げている側からすれば、「アイツは、時間を守る約束ができていない!」と。

 

息子も、責められるパターンにまだ慣れていないようで、

お友達に責められたことが悲しくて悲しくて、、、と

教室でも泣いてしまったようです。

 

席に戻った後も しくしくと泣いて、

いつもと異なり、ひとりじっくり席に着席して、

れんらくちょうを書く行為に取り組んだ、、、と。

 

なんだか、教室でひとり、泣きながらノートを取る息子の様子が

目に浮かび、かわいそうになりながらも、

こうして、人間関係にもまれ、いろいろな加減を学んでいくのね、

と、しんみり。

 

自分の子供時代を思い出すようです。

小学校時代の、お互いにまだまだ人間関係を学ぶ途上にある子供時代。

 

息子も、こうやって、いろいろな感情を日々学んで行くんだなぁ、と。

 

れんらくちょうの文字を見ても、気がつかなくちゃならないことは、多いのですね。

ゆっくり、成長を見守り、そして、彼の不安を一緒に感じながら、

喜びを味わい、守るべき瞬間に気がついてあげなくてはならないんだなぁ、

と親として、しみじみしちゃった夜でした。