ブログ更新が滞っている理由の一つに、悩んでいたことがありました。
息子の個人面談が2月初旬にあったのですが。
そのとき、担任に、「1回目(初回)はこちらから、お話することがありましたが、2回目ですので、親御さんのほうから聞きたいことを教えてください」と聞かれ。
「息子の普段の様子と授業中とお友達関係について教えてください」と答えたわけです。
私の感覚では、「うちの息子は、落ち着きないですよね~。授業中どうですか?」と、かる~く聞くつもりが。
「えーと」(困ったような表情を浮かべる担任)。
ん?
「もしかしたら、じっとしていられないという性質なのかもしれません。だとしたら、怒るのは間違っているので、、、」
え??
「〇〇くんの能力として、無理なのだとしたら、、、、」
は?
「能力として」?
それは、もしかして、そのー、あのー。「能力がない=ADHD」だという???
この時点で、頭の中は、得体の知れないモヤモヤが駆け回ります。
ようやく、「ADHDという、、」という単語を振り絞って発すると。
担任「でも、必ず診断が出るほどじゃないような気もします。」
さらに状況を尋ねると、軽度だが診断が出るかもしれない、ということのようでした。
ドーン。
正直言って、3歳くらいの息子に手を焼いた時に、「多動か???」なんて思ったこともあります。
が、しかし「男子は、こんなもんじゃ?」という納得をしました。
まぁ、飛び抜けて、というほどのは思えなかったので。
いや、少々飛び抜けていたのかもしれませんが、親としては、そう思いたいですし。
小1になってからの指摘は、親として、堪えました。
ましてや、担任。
その判断、正しいのかも。。。
母の次に、日常的に彼に注意を払っている人です。
担任の先生は、さらに続けて、こう言っていました。
あまりに怒ってしまうと、(息子が)自信喪失してしまって、ネガティブな方向になるのは良くないから、極力怒らない方法にしている、と。(が、息子は、およそポジティブなので、現在ではそこまで心配してないけど、とのこと。同感。)
集中が途切れた時に、また意識を集中できるよう、意識を向けられるような授業での受け答えをさせているのだというのです。
現在の学習面は問題はないけれど、もしかしたら、学習が難しくなったときが来るかもしれない。そのとき、授業を聞いていないのでは困ると思う。
なんということ。。。
漠然とそうした障害のある子供というのは、クラスに数%は存在する、とか、知識を持っていたつもりですが、まさか、自分の息子が。
担任の言葉を無理やり飲み込むようにして、そのほかの様子を尋ね、個人面談を終えました。
重すぎるその内容を、咀嚼するのに時間がかかりました。
帰宅した息子を見つめる目は、なんだか、これまでの自分の「目」ではなくなっているよう。
まるで、違う人物を見るように、見えてしまいます。
いやいや、何言ってんの。
自分の息子じゃん。
ただ、ちょっとそうした能力がないというだけ。。。
ないの?能力が。
ぐるぐるぐる。
ネットで調べてみると、チェックリストなるものがあります。
チェックして、その当てはまる項目を数えます。
正直言って、息子に当てはまるのは、、、落ち着きがない。それくらい。
先生も学習障害はないと思います、とはっきり言っているように、息子は宿題も内容的には楽々とこなしています。取り掛かるまでに少し時間がかかりますが、計算プリントも、間違えることなくやっています。
漢字の学習で言うと、止め、ハネ、はらい、を注意できないということもあるそうです。
前に受けた漢字検定でも、149点を出せる息子です。
この漢字練習も、それほど困難は感じていません。
男子特有の、早く終わらせたい!という欲求により、雑であることは認めますが。
まぁ、仮に、なにかの学習能力が極端に高い、というならば、、、いや、残念だけどそれはないし(笑)。
親の目から見たら、小1男子の典型みたいなやつじゃないかと思うほどに、集中力は長続きしませんが、小1が1時間、飽きることなく授業をまっすぐ前を向いて聞いているなんていうこと、あるんでしょうか。
もちろん、そういうしっかりした子供であるならば、最高でしょうけれど。
息子は、とにかく好奇心旺盛で、あらゆることに興味があり、新しいことをやってみたくて、ポジティブで社交的で、どんな人でも関わりたくて、今はまだ自分に大きく自信があって。
その様子として、授業中に席を立って歩き回ることもないようですし、朝礼でも整列しているようです。式典でも、しっかり座っています。これでも障害があるかも、というのでしょうか。
少しでも知識をつけよう、と「わかりやすい」という書籍を購入してみました。
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障害の内容について、理解できました。
が、、、やっぱり、息子に当てはまる項目は、少なく。
やっぱり、ただの落ち着きのない男子というだけでは?と思い込もうとする私。
(長くなったので、続きます。)
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