小学校生活をすっかり、慣れきった様子の息子。
まぁ、いいんだけどね。
集団行動の輪は、乱さないでね。
・・・といってるそばから、乱していた後半。
お友達に絡むことが多いのです。そこで、時にトラブルに発展していたようすです。
1年の担任の先生は、おおごと以外は、親には黙っていてくれたようですが。
うむむ。
私「どうしてさー、お友達にちょっかい出すのかなー」
息子「だって、暇なんだもん」
「暇」なのです
そういえば、昔から、「ヒマだ」という単語が多かったような。いつから覚えちゃったんでしょう。
赤ちゃんのときも、車が赤信号で停車すると泣いていました。(動き出すと泣き止む)
いまも、お休みの日、やることがなくなると「ヒマー!ひまー!」とうるさいです。
その度に、いろいろな指令(指示)を出して、気を逸らすのですが。
そう、息子は暇だと、ロクでもないことしか思いつきません。
学校で、待たされている間、おしゃべりはするし、ちょっかいはかけるし、手を振り回しているし。お友達の持ち物は気になって触ってみたくなるし。
「暇なんだもん」
いつもいつも、やることがあるわけではないんだよっ。
46時中、何かに追われたい様子の息子。
わかった。
では、母からの提案。「暇になったら九九を唱えるように」。
九九が言えないまでの、目に付いた数字を足したり引いたり、かけたりしていたら、きっと面白い。
「ヒマだなアンテナ」がすぐにたっちゃう息子の頭に、少しでも負荷をかけるべく、伝えてみると、、ちょっとずつ、九九スキルが上がっている様子です。
本当に、ヒマしている様子。
そういう私も、小学生の頃は通る車のナンバープレートで、足したり引いたり、因数分解してみたり、していました。最小公倍数、最大公約数とかが特にお気に入り。
あ、久しぶりにこの単語、使った(笑)。
当時、なにかの折に父に話したら、とても褒められて嬉しかったのを覚えています。
本当にヒマなんだね。
先日、公開授業を覗きに行きました。
当初、母が見に来たことに気づかない様子を廊下からしばらく見つめてみました。すると、やっぱり、注意散漫な様子。椅子を後ろに倒してみたり、教科書の明らかに異なるページを読んでいたり。むー!
そのうち、妹が教室内に入ることを要求し、母が見に来たことを知るも、積極的に手を挙げるでもなく、座ったまま答えを呟く、でもありません。
おいおい。
半数くらいは、積極的に授業に受け答えをしているのに。。。
残りの半数は、気もそぞろな様子でしたけどね。
とはいえ、息子は、当てられたら答えるし、みんなで行動するところは、動いている。先生の指示を聞いていないわけでもない、様子。
まぁ、落ち着きない様子ではあるものの、注意欠陥障害とまでは断定できないなぁ。。
とりあえずは、息子の場合、クラス全体で見て、「低学年はあのくらいの(落ち着き)レベルかな」という私の認識です。楽観的です。
でも、帰ってきた息子に、「授業中、どうして、手を上げて答えたりしないの?椅子とか、斜めにしたりさー、落ち着きなかったね」というと、「だって、全部わかるし。」「暇なんだもん。」
全然、母の求める答えにはなっていないけど、言いたいことはわかるような。
新しい発見のないことは、全然輝いて見えないから、楽しくないんだよね。
いつも心に計算を。
朝、私が洗面台でメイクをしていると、息子が歯磨きのためにやってきました。
暇そうな頭を回転させてあげようと、
突然、
「7+5は?」と問題を出してみました。
足し算くらいできるよー、という様子に、立て続けに
「7ー5は?」
「7かける5は?」(掛け算はできます。が、独特な言い回しのある九九は、まだ完全ではありません。)と問題を出し終えたところで、、、
「ぼくさー、5ひく8も、できるよ」
ん?やってみて。
「まいなす3!」
いくつか、数字を変えてみますが、できる様子。
マイナス、の概念って、考え始めたら、悩ましいと思うんだけど、そういうのはすっとばして、計算しちゃうみたいです。
繰り上がりのあるなし、3桁の筆算だろうが、4桁だろうが、「一緒じゃん」と言い放ち、延々計算することは苦痛ではないようなので、とりあえず、数字には強いってことみたいです。
とりあえず、「暇なとき、目についた数字で計算をして遊んで」という指令を守っている様子でした。ま、いつも心に計算を。
これは、結構良い問題が多かったですね。