年末年始に海外へ行く際、子供たちのパスポートが期限ぎりぎりであることに気が付きました。
子供たちのパスポートは、夫が赴任した2か月後にタイに行くきっかけで作ったもの。
2015年6月に作りました。
申請は、代理でできても、受領は本人が行かなくてはなりません。
2歳になったばかりの娘と4歳なりたてのちょろちょろする息子を、ひとりで連れていくことに困難を感じ、実母に同行をお願いしました。
新宿駅からバスにのっちゃえ~、と思ったのに。
着いたら、休みでした。
そう、土曜日は休みですね。
日曜は受領のみできるのですが、なんだかわけわからなくて、そこに到着して初めて知るという、、
余裕をもった日にちを設定していたので、改めて翌週に設定したら、今度は雨模様。
レインコートをずるずると着用し、歩きたがる娘の手を引き、細い道路の歩道の端を歩かせ、電車に乗せるだけでも一苦労。
母と、私で都庁近くまで「歩く歩道」があるしと一人ずつを確保した都庁は遠かった!
そんな思い出を胸に、1月のシンガポール入国時に際し残り6か月をわずかに下回る(1週間)パスポートで行くかどうか、迷いました。
でも、基本的には、入国時に、残存期間6か月、ですよね。
夫は、タイなら、いけるんじゃないの?などと言い出し。
完全に、タイを、自国扱い。
でも、シンガポールは、「滞在予定日数+6ヵ月」以上、と書かれているサイトもあり。
親のパスポートに余裕があれば、行けるかな、、、とも思いましたが。
いやいや、シンガポールこわいよね、ってことで、更新しました。
無用なトラブル、避けるが大事です。
ということで、申請しとくかー、と思いついたのが、11月も半ば。
あれ?気づくと、結構余裕ない。
残存期間のあるパスポートなので、用意するのは、写真のみ。
自分で撮るかなー、と思いましたが、やはり、サイズ調整面倒すぎる。
脳内シミュレーションしただけで、子供相手に、笑うなだの、顔を傾けるな、だの一人じゃ、無理だわ。
自宅だと影がつきそうだし、やはり、ショップにGO。
ひとり1800円ほどでした。
「美白モード」にしようかな、などと、娘がつぶやくのを無視。
「大人だと、かなり変わりますよ」、と言われましたけど(笑)。
楽天ポイントで支払えると聞き、ラッキーでした!
期限近くのポイントもあって、困っていたんですよね。
写真を撮ってくださった方は、高校生になる双子の息子さんがいるそうで、落ち着きない息子を連れた私に、やたらと同情されました。
娘の落ち着きっぷりを見て、「そうですよねー、女の子、いいですよねー!」とも。
そして、「男の子は、高校生でも(落ち着きのなさは)怪しいですよ!」と慰められました。まじか。
落ち着きのない男子を育てているお母さま、みんな一緒にがんばりましょうね。
落ち着いた女子を育てておられるお母さま、男子ママは過酷な環境で、頑張っているんですよー!
辛うじて、女子らしさのある娘のいる育児で、どうにか心の平静を保っている今日この頃。
話を戻しまして、、、
いまは、パスポートの申請書類も、ネットで入力のうえ、ダウンロードできる時代。
べんりー。
こちらに、生年月日等を入力したうえで、印刷できます。
(大人の)汚い自筆をさらさずに、済みます。
そして、今回、この恩恵を受ける最大のポイントが。
子供のサインが必要だからです。
もう一度言います。サインを自著させます。
そうなんですよ。所持人の署名欄、今までは、代理署名でした。
www.seikatubunka.metro.tokyo.jp
小学生からは、原則本人署名なんですってー。
タイは、入国書類があるんですよ。なので、毎回、私が3人分の書類を書いていたのです。
途中、タイを出国して、ほかの国に遊びに行っても、再度、入国です。
あーめんどくさかったー!と思っていたけど、書かせるの、更に面倒だよねぇ。
でも、小学生からは本人の署名必須、ということで、書かせます。
なにが大変って、枠内に収めることです。
自由人過ぎる息子には、枠内に収めるなんて、練習必須。
が、もちろん、張り切って、すべて漢字で書くでしょうね。。。
はい、一生残るだろうサインです。心してくれたまえ。
申請書類の署名欄を含むページは5枚印刷して、挑みます。
とはいえ、5枚、真剣には書けません。集中力ないタイプですから。
いいとこ、3枚でしょうね。
失敗したとき用の予備2枚って感じです。
でも、まぁ、もう小2 8歳ですからね。ソツなくこなしてくれました。
問題は、年長女子 6歳のほうです。
未就学児とはいえもう6歳ですし、書いたほうがいいよね。
未就学児童も、字が書けるなら、自分で書いてくださいってことらしいです。
こちらは、ひらがなでの名前は書けますが、、、バランス悪し。
ほどよい大きさで、枠内に収めることにさらなる困難が待ち受けていました。
ううっっ。
まずは、枠をおおまかに書いた白紙の用紙に練習させます。
バランスが、悪い、、、ひらがなだと6文字あるのですが、大きいものやちいさいものが、混在します。
ううっ。
枠内に書く、がこれほど大変だとは、、、
結局、娘は10回以上、名前を枠の大きさに入るように書く練習をし、どうにか書き上げました。
申請書は、母が提出しに行きます。
これまでの古いパスポートの有効期限は切り捨てです。もったいないなー。
受付に出していると、受付の少し年配の女性が、、、写真のチェックをします。
「これは6か月以内の写真ですか?」
はい。(心の声:最新版ですよー、3日前ですー。)
「あら、これは5年前の写真?これが、今?大きくなったわねー。
このころは、こんなに赤ちゃんだったのにねー。」
そりゃ、2歳なりたてレベルの顔と、年長女子じゃねー。全く違いますよねー。
っていうか、むしろ、親戚のおば様レベルの会話(笑)。
A4サイズの印刷が、きちんとしたサイズであるかを確認のうえ、申請終了。
6日ほどあとの日にちを指定されます。
と言っても、子供たち本人を連れてこられるのは、日曜だけ。
年末の出発まで、わずか2回のチャンスが残るのみ。ギリギリだった。あぶなーい。
2歳・4歳を連れてわたわたした前回と比較すると、電車もPASMOが必要な小学生を連れて新宿を目指します。
あっという間に到着。
「5年の月日を感じるわ。わたし、子供たちをしっかり成長させた気がする!」
誰もほめてくれないから、自分で褒めとく。
と、ひとり勝手に、感動する日曜の朝9時すぎ。
12歳以下は子供ひとり6000円です。娘は、もう1回、この値段で取得したほうがお得!
12歳以上の5年有効パスポートは11000円ですからね。(20歳以下は5年有効のみ、です。)
受取時、本人確認されます。
私が答えちゃいけないやつのようですので、後ろで待機。
「お名前は?」
「何歳ですか?」
小学生の息子には「生年月日は、いつですか?」と聞いていました。
いきなり質問されて固まる妹に、兄が横から、すべて答えてましたけど。
まぁ、よく似た顔の子供が嘘つくわけもありませんしね。
無事に、ミッションを終了し、渡航を可能にしたのでした!
それにしても、前回のパスポートも、たくさんのページにスタンプが。
昭和生まれから見ると、子供のパスポートとは思えない、、、
ちなみに、現在 出入国をスムーズにしている顔認証ゲートシステムですが、135センチ以下の方は使用できません。
息子も、、、まだ、無理です。カメラの高さの問題のようですが。
前回、どうして、自分は使えないのか、と、息子が係員を捕まえて聞いていました。。。
(心の声:あいつ、どうして、そういうことができるのか、、、)
115センチほどの娘がいると、すぐさま有人ゲートに案内されます。
おかげで、日本の出入国時、いまも有人ゲートを通らなくてはなりませんので、スタンプはこれまで通りもらっています!
有人ゲートを通らなくてはいけない人数は減っているので、さほど待ちませんので、問題なし、です。
間もなく、新デザインパスポート発行ですね。3月ころだそうです。
こちらを見たかったような、、、