こども2人と3人暮らし

13歳男子と11歳女子を育てながらフルタイム勤務中。夫の単身赴任を2020年に終え、5年4か月ぶりに同居生活となりました。夫と別居していた自由な日々を懐かしむ毎日。

実はけっこう、泣いていたんだ

3月末から4月初めにかけての、緊急事態宣言をしないしない詐欺の間、子供が感染してしまったらどうしよう、という不安と、仕事での中間管理職的な圧力に苦しんだ時期、自分がこの事態にどう向き合うべきなのか、という悩みを抱え、漠然とした不安ばかりが襲ってきた4月末。

そう、漠然とした、というところが特にね。

 

子供たちの前でも、涙をぽろぽろと流していた私。

「どうしたらいいのか、ママ、わからなくて、不安なの」と。

まずいよねー。

「いろいろあなたたちにしてあげられなくて、ごめんね。」

でも、「君たちがいてくれるから、ママはがんばる」と泣く母を前に、彼らはどれだけ不安に思っただろう。

「ママを困らせないようにがんばる」と言わせてしまった。

 

更に、落ち込んでいた私は、泣き言が満載のブログ記事を書いていました。

こんな事態に、こどもたちをどう育てていくのが良いのか、自分はどうしたらよいのか、暗い世界観どっぷりのどろどろ雑記でした。

UPしないで済んだ。ほっ。

自粛疲れというより、自粛生活に行き詰って、真っ暗闇にいました。

仲の良いママ友にZOOM飲みをしてほしかったけど、医療系のお仕事をしている彼女に、そんな迷惑をかけては、と躊躇し、声もかけられなかった私。

 

それでも、心配して、電話を試みてくれた彼女。

ちょうどお風呂で、気が付かなかったけれど、そうやって心配してくれた彼女がいると分かっただけで、うれしかった。

 

そこから、どうにか、立ち上がろうと、もがき、子供たちよりも多くの時間を半分眠り半分起きて、時に遊びながらだらだらしていたら、すっかり、回復しました。

いや、時間を無為に過ごしていたら、あの「波」が過ぎて行っただけ。

母の強さ、とかじゃないね。

人間として、別に、「引きこもっていたら、死ぬわけじゃない」という、ある種の極論に達した私。

別に、すごいことしなくたっていいじゃん。

自分は変えようがない。

老後に、生活に困るようなのは嫌だけど、私、結構そういう事態にはならないんじゃないかな、という理由なき自信。

ぜったい、何かに困るようなタイプじゃない。だいじょうぶだー。

どんな、自信ですかね。我ながら、楽観的すぎるのじゃないだろうか。

 

この期間に、子供たちの学習につながるような効果的な何かをしている人や、自己啓発している皆様には、頭が下がります。新しい時代に向け、自分を高める努力もせず、子供たちを教育するでもなく、2か月過ごしているのは、この私。

しかたなーい。

世界的危機だったし、いままでのような暮らしじゃなくなる?

ふぅん。

スマホを手にした時点で、昭和の暮らしとは、まったく違うよね。

子供への教育に、SNSの危険、を教えるんだから。

それでも、どうにか、こうにかやるんじゃないかなー。

今回は、東日本大震災のような事態とは違うしさー。なんの、これしき。

 

今回は、自分が主体となって動くことのできない歯がゆさがありました。

子供たちは、学校という環境を奪われ、なんら選択肢を知らないというのに、それを助けられない母。

さらに、自分の仕事も医療従事者でもなく、社会インフラに必要ともされない自身、仕事「環境」だけを取り上げられて、なにもすることのできない歯がゆさと、無為な時間だけが目の前に放り出されて、「はい、あなたはこのとき、この世界に、いったい何をする(できる)というの?」

自分自身の存在意義が、根底から無くなってしまったように思う。

 

お取り寄せでも、救われる

そんな総括を頭の隅に、現実逃避するべくお取り寄せでおいしいもの食べてもいいじゃーん。

お店も助かるんでしょ。 

 

その結果がこちらですね。 

www.citronbiscuit.com

 

www.citronbiscuit.com

 

年齢的に、本当は、ちょっと食べたら十分になっちゃうから、もう、お友達のマンション下まで紙袋を押し付け、気の利いた人アピールもしてきたよ。

蓬莱も、買っちゃったもんね。

www.551horai.co.jp

送料高いしなー、と、かなり多めに注文(笑)

ま、みんながおいしければいいよね!

 

六花亭のお取り寄せも、届いたから、これまたおすそ分け。

www.rokkatei-eshop.com

久しぶりの六花亭、おいしー。

新しい商品が楽しかったです。

いまはもうネット注文も、簡単につながりそうですね。

実家には送ったけど、もう一つ注文しようかしら。

 

そうそう、母の日には、札幌のケーキ屋さんで大好きだった、こちらのお菓子を送りました。

私も食べたかった。。。

ま、見ているだけでも、満足感。

パールモンドールといえばモンデリカ

2018モンデリカ

このお菓子、大好きなのですが、ネットからは注文できず、電話&FAXのみ、なのが残念。

 

今をさかのぼること30年以上前に札幌に住んでいたときからのお気に入りお菓子。時代を超え、いまも営業してくれることに、感謝を覚える。

もっとも、近所のパティスリーをやっているおうちのママに聞いたら、土日は意外と売り上げがあるんだよねー、おうちにいるから、買おうとするのかな?と言っていました。

 

要は、気持ちの持ちようじゃん、って思えた

のらりくらり、やって、自分を労り、たまには甘やかすことで、こどもたちと楽しく暮らせているなら、それも一つの選択肢。

こんな時期に、手の込んだお料理を作っていらっしゃる方もいれば、適度にピザとか頼んでもいいじゃーん。

必死に時間かけてつくっても、一食だもんね。

気にしなーい。他人は他人。

 

あれほどへこんだ自分が、ここまで、ひとりで這い上がれたこと。

それで、いいよね。

 

精神的に余裕がなくて、、読書も、ビデオもほとんど見られなかったけど、それでもいいんだ。

コロナとともに、時間を無駄に過ごす人間だって、居たっていい。