四連休をあと一日残した夜、実家で両親と住む兄からLINEが来ました。
珍しいなぁ、と思ってみてみると、「お母さんが、救急車で運ばれたこと、知ってる?」と。
なにこれ?
すでに22時を回っています。
とりあえず、兄に、「え?知らない。どういうこと?」とドキドキする心を抑え、LINE。
「明日、電話して聞いてみなよ。」
は???
今は、どこにいるの?と尋ねると、「家にいて、安静にしている」
とりあえず、前日に母からのLINEが来ていたので、そんな大げさなことはないのか、とほっとしました。
が。
こういうLINEを送りつけるのってどうなのよ??
私「いやいや、教えてよ」と重ねて聞くと、
兄「普段から連絡、とってください」。
は???
何言っちゃってるの?
続けて、「最近、連絡していないでしょ。」と。
イライラ。
そりゃそうだけどさ。
腹が立つので、ここでLINEは終了するわっ。
翌朝、母に、「あとで電話するね」とメッセージを送っておくと、すぐに既読になったので、さらにほっとしつつ、朝食が終わった後で、電話をしてみると、母が左手の親指をキイロスズメバチに刺されたそうです。
こういうやつです。
刺されたあと、どうすべきかわからず、激痛に耐えていたものの、あまりの痛みで、常備している虫刺されの薬程度では抑えられないが、連休で病院が休診だし、ってことで、手っ取り早く、病院に行けるようにした、ということのようです。
うーん、救急車は、この程度で呼んでよいものか、迷いますよねぇ。
一か所だけだし。
とはいえ、担当してくれた医師も、とくに処置はなく、痛み止めと軟膏を出したのみ、だそうです。
はい、ここで蜂に刺された時の対処法のおさらい。
ハチに刺されたら診察を受けてください! - 神奈川県ホームページ
何か所も刺された、とか、アレルギーがなければ、
①針をそっと取り除く(患部をつまみ絞りだす。口では吸わない)
②水で洗い流す(毒は水溶性だから)
③患部を上にして毒が回らないようにする
④冷やせば少しは痛みが和らぐ。抗ヒスタミン剤を含むステロイド薬を塗る、
で、念のため、病院の診察、が正解のようです。
ということで、その夜は痛みと痒みで眠れず、1日近く経った母の手はパンパンのグローブのような手になりましたが、それ以上は問題がなかったようで、よかったよかった。
となると、兄へのいら立ちが。
そりゃ、両親とは1か月前に会ったきり、ですよ?
でも、ワンオペで小学生の子供二人と、フルタイムの仕事をしている私が、いつ、のんびり連絡してみよっかな、となるのか、と。
はぁ???
よくもまぁ、50近いオッサンが、実家でゆるゆると家事を母にさせて、生きている人間が、この状況の人間に対して、「連絡してないじゃん」などと、言えるのか。
掃除をして、洗濯をし、買い物をして、食事を作り、習い事への送迎を行い、宿題をチェックし、こどもの持ち物を管理し、家庭を切り回す人間への、言葉ですか、と。
あ~、書いているだけで、私、結構ちゃんとやってたじゃん、という気がしてきた。
そりゃあ、もっと、連絡を密にできたらいいですよ?でもさ。
そうだけどさ。
基本はできている(きっぱり)。子供達を、しっかり育ててる(たぶん)。
それができる大人になれた、それがきっと親孝行なのさ~。
自分を、もっと褒めてあげよう。兄には一生わかるまい。