娘が緊急入院してから、4日がたちました。
週末を迎えます。
土日は、ドクターも見に来ないし、検査もないので、静かです。
もちろん、看護師さんは忙しく働いておられますけど。
娘の耳の下の腫れは、ひどく、ついには耳から液体が出てくるようになっていました。中耳炎みたいな感じ?の耳漏です。
慌てて、耳鼻科のドクターに診てもらったら、
「耳の中の腫れがひどくて、鼓膜が見えない。」
器具で触ってみると、娘、絶叫。
はい、終了。
「痛いときに、無理してやる必要はないから」と。
でも、「腫れがひいてからでないと、鼓膜が見えないから、耳が原因でリンパ腺が腫れているのか、はっきりしない」
腫れの原因として、リンパ腺に至る以前に、耳や歯の菌が侵入することで起きている場合もあるとのこと。
耳が原因かもしれないし、歯かもしれないし、違うかもしれないという診断です。
どこが原因なのか、わかればいいけど、わからないかも。
病気というのは原因がはっきりしないものなのね。
ひとまずは、口が開けられるようになったら、歯科受診も、ということになりました。
そんななか、時間きっかりに面会に行くと。
同室の女子達と楽しそうな会話が聞こえてきました。
おお、これが、噂の女子部屋。
が、すでにそのうちの一人は、退院し、空きベッドになっていました。
メンバーは、小2女子が二人。小3女子1人の構成。
娘と同学年の、女の子は、すでに入院生活30日を超え、容態が安定したものの、弟君が風邪を引いたため、家族は誰もお見舞いに来られない状況でした。
そのため、私はめちゃくちゃ話しかけられるし、「落としちゃった。とってくれる?」と小間使いやーん。
すると、
もう一人の女子メンバー(小3)のママが、
「〇〇ちゃんのママは、〇〇ちゃんと会いに来たのだから、お願いがあるなら、看護師さんに言ったほうがいいね。」と一言。
おー。神様ですか。
私の窮状を、さくっと救ってくださった。
彼女のお子さんは、入院を繰り返しており、今回は検査予定で、新幹線を使って来たものの、数値が思わしくなくて、急遽入院を余儀なくされた、ということでした。
うーん。
私のように、自転車走らせて一番近い病院、という気軽な身が申し訳ない。
そのため、マクドナルドハウスを利用しているとのこと。
あ、あれか。。。
入院している子供の家族のための、宿泊施設、ですね。
1泊1000円で泊まれるそうです。
そうなのかー。新幹線を利用してまでも、来なくてはならない病院。
こちらのママは、気さくな方で、お子さんの病気についてもあっさりと語ってくれるのですが、なんか、うちの娘のような病気の場合も、気遣ってくださる。
頭が下がります。
その日、点滴を交換しに来た看護師さんに、辛くあたってしまう娘さんに、諭すように伝えていました。
聞けば、もう、針を刺しすぎて、手にはさせる血管がなく、痛くて仕方がないそうです。
初とはいえ、血液検査で泣いていた娘を思うと、なんだかなぁ、と思っていると、「子供にとってはつらいよね。当然よ」
娘にかけてあげる言葉には、しっかり気を付けよう、と心に誓いました。
大丈夫なわけないよね。ごめんね。
入院も5日目ともなると、慣れたもので、食事が終われば、すぐにナースコールをして、「終わったからかたづけてくださーい」とか言ってるし。
家から持ちこんだアクアビーズを、無心で作り続けている娘です。
まだ捨てずにいて、よかった。
が、黒がないだの、白がもっと欲しい、と更に何色も買い足すことになりましたYO!
そんなもんだよね。ビーズの運命ってさ。