こども2人と3人暮らし

13歳男子と11歳女子を育てながらフルタイム勤務中。夫の単身赴任を2020年に終え、5年4か月ぶりに同居生活となりました。夫と別居していた自由な日々を懐かしむ毎日。

娘が緊急入院しました ⑤

娘が緊急入院してから、4日がたちました。

週末を迎えます。

土日は、ドクターも見に来ないし、検査もないので、静かです。

もちろん、看護師さんは忙しく働いておられますけど。

 

娘の耳の下の腫れは、ひどく、ついには耳から液体が出てくるようになっていました。中耳炎みたいな感じ?の耳漏です。

 

慌てて、耳鼻科のドクターに診てもらったら、

「耳の中の腫れがひどくて、鼓膜が見えない。」

器具で触ってみると、娘、絶叫。

 

はい、終了。

「痛いときに、無理してやる必要はないから」と。

でも、「腫れがひいてからでないと、鼓膜が見えないから、耳が原因でリンパ腺が腫れているのか、はっきりしない」

 

腫れの原因として、リンパ腺に至る以前に、耳や歯の菌が侵入することで起きている場合もあるとのこと。

耳が原因かもしれないし、歯かもしれないし、違うかもしれないという診断です。

どこが原因なのか、わかればいいけど、わからないかも。

病気というのは原因がはっきりしないものなのね。

 

ひとまずは、口が開けられるようになったら、歯科受診も、ということになりました。

 

 

そんななか、時間きっかりに面会に行くと。

同室の女子達と楽しそうな会話が聞こえてきました。

おお、これが、噂の女子部屋。

が、すでにそのうちの一人は、退院し、空きベッドになっていました。

 

メンバーは、小2女子が二人。小3女子1人の構成。

 

娘と同学年の、女の子は、すでに入院生活30日を超え、容態が安定したものの、弟君が風邪を引いたため、家族は誰もお見舞いに来られない状況でした。

そのため、私はめちゃくちゃ話しかけられるし、「落としちゃった。とってくれる?」と小間使いやーん。

すると、

もう一人の女子メンバー(小3)のママが、

「〇〇ちゃんのママは、〇〇ちゃんと会いに来たのだから、お願いがあるなら、看護師さんに言ったほうがいいね。」と一言。

 

おー。神様ですか。

私の窮状を、さくっと救ってくださった。

彼女のお子さんは、入院を繰り返しており、今回は検査予定で、新幹線を使って来たものの、数値が思わしくなくて、急遽入院を余儀なくされた、ということでした。

うーん。

私のように、自転車走らせて一番近い病院、という気軽な身が申し訳ない。

そのため、マクドナルドハウスを利用しているとのこと。

あ、あれか。。。

入院している子供の家族のための、宿泊施設、ですね。

www.dmhcj.or.jp

1泊1000円で泊まれるそうです。

 

そうなのかー。新幹線を利用してまでも、来なくてはならない病院。

こちらのママは、気さくな方で、お子さんの病気についてもあっさりと語ってくれるのですが、なんか、うちの娘のような病気の場合も、気遣ってくださる。

頭が下がります。

 

その日、点滴を交換しに来た看護師さんに、辛くあたってしまう娘さんに、諭すように伝えていました。

聞けば、もう、針を刺しすぎて、手にはさせる血管がなく、痛くて仕方がないそうです。

初とはいえ、血液検査で泣いていた娘を思うと、なんだかなぁ、と思っていると、「子供にとってはつらいよね。当然よ」

 

娘にかけてあげる言葉には、しっかり気を付けよう、と心に誓いました。

大丈夫なわけないよね。ごめんね。

 

入院も5日目ともなると、慣れたもので、食事が終われば、すぐにナースコールをして、「終わったからかたづけてくださーい」とか言ってるし。

 

家から持ちこんだアクアビーズを、無心で作り続けている娘です。

まだ捨てずにいて、よかった。


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が、黒がないだの、白がもっと欲しい、と更に何色も買い足すことになりましたYO!

そんなもんだよね。ビーズの運命ってさ。