温かい飲み物が恋しい季節になりました。
甘茶、ご存じでしょうか。
知っている人が少ないと思っていたら、職場で「おいしいよねぇ」と何人もの方に言われ、あれ、メジャーなものだったのか、と、驚きました。
私にとっては、こどものころに、父方の菩提寺では4月に花まつりがあり、お釈迦様の体にお茶をかけ、お寺ではこの、アマチャがふるまわれました。
お茶なのに、口の中にいつまでも広がる甘さというか、、なんとも、強烈な香りと甘さに、息を吸っても、甘い、というのを不思議に思い、楽しんでいました。
なかなか、あれほどのアマチャの香ばしさは実現できないものの、こちらは、そこそこ思い出の「アマチャ」に近いものが見つかりました。
最近は、子供のころの体験を追体験することが、うれしくなっています。年取ったんだなぁ。
こちらを、飲んでいます。
コーヒーでもなく、カフェイン入りの紅茶でもなく、単にお茶が飲みたいときに、ほっとできる温かい飲み物です。
甘茶とは、アマチャ、ですが、砂糖を入れたように、甘味のあるお茶、です。
もちろん、糖があるわけではないので、ノンカロリー♪。
アマチャは「甘茶」の名の通り特異な甘みがありますが、生の葉は苦くて甘みがありません。この苦味は、グルコフィロウルシンが含まれているためですが、このグルコフィロウルシンが酵素の作用で(加水)分解されると甘みの強いフィロズルチンに変化します。
フィロズルチンは、砂糖の約1,000倍の甘さがあり、かつて砂糖が普及するまでは甘味料として利用されていました。
下記サイトより引用。
こちらのサイトによれば、糖尿病患者の甘味代用ともされるとか。
たしかにねぇ、、あまーい。
それを、こちらの容器にいれてます。
これで、1グラム!で3人分なので、お茶パックに入れて、何度も飲むために。
ボトルが2分割されており、底のほうにある部分には穴があるのです。それを回転させて、穴を閉じたり、開けたりすれば、茶葉とお湯がセパレートできる仕組みです。そのため、お茶を好みの濃さにキープでき、もう一度お茶を入れたいときにも便利。
とはいえ、茶葉のまま入れると、特に職場では洗うのが面倒なので、わたしは、お茶パックに入れてから使います。こういうタイプのものですね。
整体に通うようになり、水分をとにかく摂取するようにいわれたものの、冷たい飲み物で体を冷やすこともよくないし、水そのままじゃ味気ない私には、ぴったり。
しばらく、アマチャを常飲することになりそう。