夫が単身赴任した当初、
いっときの休みも得られない状況に、気持ちだけ苦しくなって、
逃げ出したくなった。
子供たちから、生活から。
だったら、ついて行ったらいいじゃない、と思うところだけれど、
専業主婦としての暮らしはあまりにも、息苦しい。家事で労働の対価を支払って生きる、、あーむりむり。
食事って、毎回作っても、すぐ終わってしまう。作る時間よりも、ずっと少ない時間で食べてしまう。これに虚しさを感じた過去から、どうにも、食事作りに気持ちが奮い立たない。
掃除?ルンバがんばってるよ。
食器洗いは、食洗機さんがんばってる。
・・・これを、私が主体となってやれ、と。
タイには、アヤさんと呼ばれるメイドを雇うことも簡単にできるのだろうけど、
他人にずっといられるのもねぇ。まして、帰国後、私は自分がやっていける気がしない。
家事のアウトソーシング、を使えるほど、仕事はハードじゃないしね。
そんなに綺麗を保とうとしても、息子が、娘が、すぐ汚すから。
でも、夫た赴任して2ヶ月もする頃、適度に手抜きを覚え、苦しさは少しずつ薄れた。
なんといっても、私がリーダー!すべての統括指揮権をもつ!
あー、気楽。
急病に休むときに、私ひとりでは、、というのも一瞬あったけれど、そもそも、
夫がいてもやってくれたこと、ほぼなかったし。どこか、変わりがありますか?
食事作り、夕食後のわたわた、夫いたことあったっけ?ないよね。
保育園の送迎も、夫やったことあったっけ?ないよね。
えーと、えーと。。。お休みの日、子供とともに起きて動くのは、私だった。
夫がこれまで育児にもほとんど協力的でなかったおかげで、夫不在の不自由さを感じずにすみました(きっぱり)。
不自由を感じるのは、、、夜中まで友人と飲みたいときかなー。まぁ、二日酔いをすることもなくなり、体が元気でいられるし、、もともと子供がいる時点で、ほとんど無理ですもんね。専業主婦なら、もってのほか、っていわれるだろうし。
でも、いまは保育園ママたちをこどもごと自宅に呼んで、子供におもちゃを解放し、一緒に夜まで遊ぶ(飲む)という、荒業をやってのけているので、大丈夫です。
たまに、十分すぎるほど、二日酔い、やってます(現在進行形) 世間的には後ろ指差されてますよねぇ。。