実母との関係
私と母は折り合いが悪いというわけでもないと思っていましたが、相性が良いわけでもないと思っていました。これが、実家を出てしまうと鬱陶しいものとなり、困らなければ、立ち寄らない場所、となってしまったりして。
第一子出産時は、里帰りしてみましたが、実家での2週間を過ぎたら、苦痛すぎて、夫に「早く帰るから!」と言って、逃げ出したのがいい例です。第2子出産時は、息子の保育園もあるし、といって、帰らずに、家にいました。結果的に大正解だったなー。
まぁ、実家で過ごす時間がすべて苦痛というわけでもないけれど、「なんだかなー」な気持ちになる場所となりつつあります。
ひとつには、母や父の、私の子供たちへの態度で、ひどいとまでは言わなくとも、言って欲しくない言葉が多かったりすることが。「お兄ちゃんなんだから、、、〇〇ね。」だの、「男の子だから、〇〇は好きでしょ?」「女の子は、やっぱり、、〇〇じゃないと。。」
そうした「固定観念」を植え付けられないよう、そして、自分も植え付けることのないよう、育てたいのに。こうした軽はずみな1回の言葉で、結構、心にぐっさりと刺さってしまうから。そして、それは、剥がすに剥がせないかさぶたのように、付きまとうんだから。
自分が、理想とするほどはできないけれど、「男の子だから、女の子だから」という区別の狭さに吐き気がするだろう、行動への制約。単なる性質・嗜好の問題として取り立てるでもなく、押し付けられた考えによって、その世界を狭めてしまわないよう、母はサポートしたいのです。
二つ目には、子供に慣れていないこともあり、ちょっとした兄妹ケンカへの興奮や、嫌なことへのイヤイヤへの対応の仕方が、、、感情的なのです。
そんなこんなで、実家からの呼び出しものらりくらりと、避け続けております。
かと言って、あちらがやって来るわけでもないので、逃げることは簡単。・・・そう思っていたら、子供たちの誕生日シーズンもあってか、「そちらへ行こうか?」とのメッセージが。うーん、ちょうど忙しい予定山積みの週末月間に突入するし、、無理です。
たぶん、その誘いに乗ってこない私に対し、気を悪くして怒っているかと思いますが、仕方ないですね。こちらにも、生活ありますし。予定を合わせることは、負担になるのでやめておきます。
義母より電話
そんな思いを抱えていたら、、、夫の母から電話です。
なんだろう、と思って話をしてみると、
「あれから(ギックリ)腰の具合はどう?
私、暇だし、どこかの平日に行って、お部屋の掃除とか洗濯したり、夕食とか作っておくけど?」
オーマイガーッ!
どうですか!この言葉!ワーキングマザーにとって、神のようなお言葉。
平日の夜の私の負担を軽くしてあげよう、というこの気持ち。
ありがたーい!
本当ですか。♥。・゚♡゚・。♥
うれしー!
こういうヘルプが一番ありがたく、助かります。
一番良いのは、学校行事のある土曜日に、娘とともに家に留守番していてもらうことですが、しばらくはその予定もないし、、、いや、待てよ。最近、息子の体調が若干低下気味。これは、休むパターンかも、と恐れていたところなので、ヘルプの件は、もうしばらく取っておくことにしておこうかな?息子の体調の不安がないなら、今すぐにも、家に来てもらって、部屋のいろんなメンテナンスをしてほしいところ、、、(たたんでいない洗濯物が山積みだし、片付けてもらって、その日の夕食作りとか、お風呂掃除とかやってもらえたらほんとうに助かるのです。)
一方の私の母には、そういうヘルプをする考えはなく、週末に子供達と部屋で遊ぶくらいがせいぜい。それもできれば、自分は移動することなく、済ませたいようなのですが、こちらとしては移動時間がもったいない。その時間は、自分が休むか、家事を済ませるかしたいところ。
まぁ、これはずっと専業主婦で子育てをしながら働くという経験がなかったことから、働く母の要望に対する感覚がないのでしょうが。。うーん。
ということで、私は、子供が病気で休みが続いたときも、義理の母のほうが頼れるというか、頼りたい、というか。義理の親子関係という、適度な距離感のおかげで恩をきせられることもないと思えるし(いや、恩を着せようとするような人ではないですね)。
まぁ、これも同居することになったら、いろいろ悩むのでしょうが、元々数ヶ月に一度会う程度の関係だからこそ、良い関係を保てるのでしょうね。