最近、息子に怒ること、いえ、激怒することが多いです。
妹に意地悪をすることが多いのです。
ま、中身は、おもちゃを取られた仕返しに叩いたり、
妹が大事にしている物を隠してみたり、
ごはんを横取りしてみたり(多くはデザートですが)
という他愛のないものですが、
そこから発展していき、
まだ口の立たない妹に、攻撃もとい口擊(こうげき)をすることから、
ここは味方につかねばならん!ということで、
母が介入します。
はぁ、疲れた。
怒るなんて、ほんと、膨大なエネルギーを消費するだけで、
何の価値もない。
が、やっぱり大声をあげて怒ってしまう、未熟な母親です。反省。
とはいえ、息子の、「ごめんねっ!」という捨て台詞により、
母の怒りは30パーセント増し。
そんなの謝っているうちに入らない!と、延々、続きます。
あー、誰か、大人が止めに入って欲しいわ。
こういうとき、大人1人だと、止めるきっかけがないんですよねぇ。
妹は、聞いてないフリして、そのままごはん食べていたりします。
そろそろ、どちらかの宥め役になってほしいわ。
2歳違いの意味
「お兄ちゃんは、2年早く生まれたんだから、
体も大きくて、勉強もできるに決まっているでしょ!
それを、妹を守るためじゃなくて、いじめるために使うなんて、
どこがお兄ちゃんなんですかっ!」
はい、自分が子供の頃に思っていた兄への怒りがそのまんま。
しかし、息子は、「〇〇ちゃんだって、あと2年したら、
今の僕みたいにできるんでしょ!同じじゃん。できないことなんてない!」
と言われました。
口ごたえできる気力はまずまず。
いつから、こんなやりとりの応酬をするようになったんだろう。
さて、母の反撃を、、なんて言おう?
そうだ!
「でも、〇〇ちゃんは、ママと一緒にいられる時間が
君より2年短いんだよっ!これは絶対に変わらない!」
・・・・そうなのか。
彼女を愛してあげられる時間は、彼より短いんだ。
時間の長さじゃないけれど、長く愛したくても、
その時間は、延ばせないんだね。
高齢出産でも、全然アリだよねぇーなんて思っていたけれど、
子供達の成長をいつまで見られるのかしら。
親なんて、たまに助けてくれるもの、と
自分の作った新しい家族を第一に思える頃まで
ほっとできる場所を用意してあげたい。
子供たちがおじさん、おばさんになるまで生きていられるかしら。
「あなたも、年取ったわねー。髪なんか、白くなちゃって。」なんて、
日本茶飲みながら、言って、「ひどいなー、お母さんたら。」
とか言ってもらえる時間は来るのかしら。
怒りの結末
と、完全に自分目線で、悲しくなって、泣いていたら、
息子も泣いてました。
妹も「泣いているから、許してあげて」
わかったよ。
兄より短い時間しか一緒にいられないけれど、
時間の長さじゃないよね、って思えるくらい、
ママはこれからも、お兄ちゃん以上に、
全力であなたを愛していくからね。