ドラえもんのポケットじゃありません。
童謡「ふしぎなポケット」にでてくる、
「ぽけっとのなかにはビスケットがひとつ♫」
あれです。
週末、祖父母の家に泊まりました。
定番の、朝のテレビをこなし(キュウレンジャー、ビルド、プリキュア)を見せてもらい、暇になった子供たち。
「こうえん、いこうよー」
母「え、えぇ(ちょっと行きたくない)」
祖父母「連れて行く?」
こども「ママもね。」
そうでしょうよ。はいはい。出かけますよ。
日差しは少ないけど、ちょっと暑そうだから、水筒を持たせて、と。
スマホと1000円、タオル、ティッシュのみ、というポーチのみを下げ、出かけました。
あれ、母の荷物、妙に多いなー。と思ったら、チョココの箱、見えいますよ。
途中の小さな公園でブランコで激しく?遊び、少し遠い公園のターザンタイプの遊具や、大きな滑り台ではしゃいだ子供達。その間、何度も「喉が渇いたー!」そうだよね。日差しがどんどん出てきたね。
気温も25度くらいまであったのでしょうか。林の小道を散歩しよう、ということになり、山道を登ったり下ったり。すぐに、「おかしちょうだい!」と言い出す始末。そんな遠足のつもりがなかったので、私は何一つ持っていませんでした。
母が、早速「クッキーならあるよ」
チョコレートのついたクッキーなんて、家では食べないんだけどなぁ、と思っていると、疲れた体にチョコが美味しかったのか、祖母にどんどん要求する子供たち。
あれれ?そんなにチョコレートを食べたっけ?娘は、溶けて指につき始めたチョコをなめなめ、歩いています。
さすがに、「もうおしまいねー」と言って、再び歩き出したのですが、山道も急な坂道もあり、すっかりヘトヘトです。息子は、「抱っこして!10秒だけだから!」とかいうのですが、19キロもある子供を抱っこできるわけないし、、、と適当になだめてどうにか歩かせました。
そんなとき、母が、もう1枚隠し?持っていたクッキーを取り出し、息子にこっそり、、、渡していました。
???!!!
ちょっとぉー。贔屓してるー。と私が思いながら、娘にバレていないかちらりと見ていると、
娘が「みぃちゃった!」ニヤリ。
だよね。。。
それを、「なんで!」と怒るわけでもなく、「私にも頂戴!」というでもなく、ニヤリと笑った娘の性格に、救われる思いです。成長したねー。
などと、私の中での娘の株が急上昇していると、、
息子が「これ、半分こね。」と言って妹の前でクッキーを半分にして、「大きいほうをあげるね!」と渡しているではありませんか。オオー!!!!
母が口を出すこともなく、そのことを言い出した息子の気持ちに、感心しました。
「さすが、お兄ちゃんだね!」と祖母に褒められていると、「だってさ、一人より二人で食べたほうが美味しいもんね!」と言っていました。
そうそう。
ポケットのなかにはビスケットがひとつ~ポケットをたたくと、ビスケットが二つ!だよ。