ピアノの森、TV放映が始まりましたね。って、もうだいぶたちましたけど。
ふと読みたくなって、読みふけったのはちょうど1年前くらい。26巻、一気に読んでしまいましたよ。kindle版で。
休止や、雑誌の移籍等々があって、連載開始(98年)から終了まで17年の歳月が流れたそうですが、初めて読み始めた私は一気読み。kindleには1万円以上払いましたけど、やっぱり場所を取らない漫画は、最高ですね。(漫画は棚を埋めてしまうのに、そのあとなかなか読まないので、デジタル版が私には最適です)
・・・いやぁ、よかったんですよ!
ほんの少しピアノに思い入れがある私としては、あの指先が凍る緊張感とか思い出すと、もう勘弁して~レベルですが、やはり、ああいう緊張する舞台というのは体験しておくべきですしね。その後の人生において、そういう場は必ずあるでしょうから。なんども知恵熱のように倒れつつも、今となっては体験してよいドキドキ感、そしてその音楽への思いは、人生を豊かにしてくれる、と信じています。
楽譜も読めたほうがいいですしね。当然の教養として。
うんうん。
とはいえ、主人公のキャラクターの声が私の頭の中の声とすり替わってしまう残念な思いもありますが、漫画では聞けない音楽をそのタイミングで味わえるアニメのテレビ放送。悩みましたが、録画してみることにしました。
ふと早く目覚めてしまったときに、ベッドを抜け出しリビングで「ピアノの森」第1回を見ていると、、、息子が起き出して来ました。
漫画では、一部、問題のあるストーリーや背景がありましたが、NHKでそのあたり放送されるわけないし、と一緒に見ることにしました。
すると、、、その後、息子のほうが、最初に録画を見るようになってしまいました。。。(放送は、日曜深夜のため)
(といっても、やはり問題の絵は少しあるようにも思います。そこまで削るとストーリーがね、、というギリギリラインなのでしょうが。)
息子がショパンを意識した!
主人公の海(かい)が、ショパンコンクールを目指す本作では、ショパンとの出会いとショパンの曲への思いがストーリーの大きなウェイトを占めます。
息子も、ショパンを知るに至りました。
息子「ママは、ショパン、弾けるの?」
私「う、うん(当時はね)」
息子「子犬のワルツも?」(最初のショパンの曲との出会いは「子犬のワルツ」という設定のため、息子も覚えてしまった)
私「弾けるよ!」
息子「じゃー、弾いて!」
や、やばい。。。。えーと「家にあるピアノは小さいからねー、弾けないんだ」(残念そうにつぶやいてみる)我が家のピアノは25鍵。
これです。 これで、子犬のワルツは無理でしょう。。。
早く、88鍵のピアノ が欲しいな。
とりあえず、弾いてみて!という事態は免れましたけれど。まずいです。ピアノから遠ざかって、早20年。既に習った時間よりも、多くの時間が過ぎました。無理やろ。
息子は、母ガ先延ばしにしたピアノを習いに行くことを期待して待っているようです。うーん。この熱が冷めないうちに、習わせたいんだけどな。母にも息子にも時間が足りません!