小学生になる前に、予防接種を受けておかなくてはなりません。
娘が、受ける予定にしていたのは、MRと日本脳炎。
注射を受けに行くからね、とはなかなか言い出せず、当日となりました。
以前、小児科の駐輪場におもむろに降ろして、ちっくん(注射に)行くよー、って言ったときもありましたが、あれも大変だったな、、(  ̄- ̄)。
娘にどう伝えるか迷っていると、おもむろに息子が妹に「小学生になるためにはー、ちっくんが必要なんだよねー。今日これから、ちっくん行くんだよ。」。
今、それ言うか!
娘の顔がこわばり、「何言っちゃってるの、ちっくん、行かないよ!」。
やっぱりか。
ごほうびに釣られない女子
ええと、「欲しいものあるかな~。買ってあげるよ~」
娘「要らない」。
さすが、女子ですね。アホ男子なら、心が揺らぐ瞬間が見えるのに。
私「付録のついた本とか?」
娘「欲しくない」
私が息子のサッカーもあるため、準備していると、ソファから動かずにグズグズしていたものの、ついに観念したようで、起き上がりました。
さすが、女子。諦めも早い。
娘「お菓子買って」
いいよ~!チョコレート、にする?
息子「俺も!」
便乗するなっ!でも、そうなるよね。
待合室でも、「嫌だなー。」だの、「みんなやるの?」とブツブツ。
はい、みんな、これを受けます。諦めてください。
私「どう?がんばれる?」
娘「がんばれ、、、、る」
ちょっと、唇を噛み締めた感じで。演技派だわ。
静かな娘
診察室に入ると、「最初はどっちの絆創膏にする?」と差し出された2枚の絆創膏を見て、「2本も、うつの?」
あ、、、2本の注射、って言ってなかったなー。
「針は、2本だったかもー、、、(´Д`;)」
娘よ、ごめん。
そうは言っても、泣くわけでもなく、聴診器をあてやすいよう服をまくり、文句も言わずに、片方ずつ腕を差し出し、一人で注射2本の痛みに耐える。
正直言ってこのあたりは、娘のしっかり度が際立ちます。
はい、終わったよ。
偉かったね。
息子のメンドくさい度といったら、、、、
小児科を出たあとお菓子屋さんに誘ってみれば、すぐにプリキュアのチョコレートを2個レジカゴに入れていました。その後も、30円のつぶつぶチョコを握り締め、「ダメだよね?」と聞いてくるあたり、しっかりしてるわー。
30円のチョコレートくらい、いくつでも買ってあげるって。
小児科でゴタゴタするくらいなら、チョコレートで話がつくほうが100倍マシ。
小2男子は、
「そのときさー、おれ、なにか買ってもらった?買ってもらっていないんじゃない?」
「買ってもらっていないんだと思うんだよねー、いま、買ってくれる?」などと言い出し、この機会に自分へのご褒美アピールのうるさいことと言ったら。
さらに、追加?
もっとも、同時に、3種混合の追加接種とポリオの追加接種(任意)を勧められました。そろそろ、効果が切れてきちゃうから、受けておけば安心、みたいです。
いや、ちょっといきなり2本追加で計4本は、無理だわー。
とてもじゃないけど、暴れるんじゃないかなー。
予防医学的には必要でしょうけれど、今の娘には接種できませんでした。