ミュージカル映画との出会いは照れくささを知ってしまったところから
初ミュージカルは、小さいときに映画の「メリーポピンズ」(1964年)かな?なんだか、どこか、照れくさい。歌っている間に、どこ見ていたらよいのかわかんない、と思ってちょっと苦手意識を持ちました。
おっ。今年のクリスマスに、また、メリーポピンズが映画化されるのですね!楽しみ。
少し大きくなって観た「マイフェアレディ」。素敵だなぁ!と思ったことはあるものの、うーんそれ以上ミュージカル映画を見たいとは思いませんでした。
なんとなく劇団四季を観に行ってみた
すっかり大人になってしまったあとのことです。母の友人が劇団四季が大好きで、チケットを会員資格で取ってくれるというので、どんなものか、と、「CATS」を母と二人で見に行くことになりました。ミュージカル見たことないし、でも高いけど、いいって言うし。ま、母がおごってくれるなら行ってみるか、って感じでした。
見終わったあと、それまでの私の心とは違っていました。全身を使って表現したくなる、踊りだしたくなる、そんな躍動感が消えません。急に目が覚めたら、熱に浮かされたように、ライオンキングなど含め、それはもう、止まりません。チケットを必死で取って、どんどん見に行くようになりました。
就職した先が、劇場に近かったこともあり、帰りがけに観劇してから帰る、という独身ならではの時間の使い方をしたり、毎月のように、同じ演目を時期をずらして何度も行っていたこともありました。もちろん、贔屓の俳優さんがでているときなど、、、、
お金に余裕があったんだなー。
「コーラスライン」「クレイジーフォーユー」「マンマ・ミーア!」「ウィキッド」「オペラ座の怪人」・・・。
もう少し早くに、劇団四季を見ていれば!と思うほどに、実力のあった俳優さん達の演技を見たかったという思いにかられ、旧盤のCDを漁った時代がありました。通勤時間、来る日も来る日もポータブルMDでミュージカル音楽を聞いていたあの頃、、、
さらに、帝国劇場での「レ・ミゼラブル」。これにも震えが来ました。(ただし、CD盤に、です)
その後の映画化。2012年の映画版は、映画館に2度も足を運んじゃいましたよ!
余りにもCDをなんども聞きすぎて、今もすぐに、頭の中でCD再生ができます。ヒュー・ジャックマン、かっこよすぎる!
ついに発売された!
そして、先日、観たこちら。
DVD発売。どのエディションにしようか、迷いながらも、こちらを選択。
発売初日に届きましたよ!
グレイテスト・ショーマン 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2018/05/23
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (1件) を見る
問題は、見るタイミング。
し、しかし、我が家のチャンネル権はすでに息子が手に入れ、私には滅多にその順番は回ってこない、、、うっ。大人なのに。
そこへ、チャンスが訪れました。
娘のお弁当作りの早朝!
そうです、このタイミングに、見ればいいのです。たまに見やるだけでも十分です。
躍動感。改めて、蘇るの巻。
あ、ちなみにですが、ストーリー的には、いろいろ???はあります。
が、曲とダンスが最高なので、いいんです。ぶっちゃけ、ヒューの歌声が聞ければ。
鑑賞半ばにして、息子がやってくる
しかし、無常にも、早朝だというのに息子が起きてきました。
「ママ、何見てるの?」
えーと、ママが見たい映画だよ!
ノリのよいダンスシーンを見せる。
息子「・・・」
無言じゃないんです、目が釘付けになってます!
そうだそうだ。母のDNAには、既にミュージカルに毒された細胞が、息子の体になったはず。
ここで、すかさず「かっこいいよねー」と畳み掛ける母。
「そうだね!」と息子。
はい、息子の洗脳終わり。
その後も、「あの映画、またみたいなー」と言っています。
母の洗脳、恐るべし、ですよ。先日の「ピアノの森」といい、母の好きなものを伝え、このあと一緒に楽しもうと思います。