こども2人と3人暮らし

13歳男子と11歳女子を育てながらフルタイム勤務中。夫の単身赴任を2020年に終え、5年4か月ぶりに同居生活となりました。夫と別居していた自由な日々を懐かしむ毎日。

「給食のキムチ丼」にイラつく母

先日のことです。

子供たちの小学校の給食の献立に、キムチ丼(とナムル)、がでました。

娘にとっては、初めての給食のキムチ丼。帰宅した娘に、食べられた?と尋ねると、

「辛くて、食べられなかった・・・」と。

「先生が残していいよ、って言ったから、残しちゃった。」

そうだよね。いいんだよ。

 

そう話していると、、、

小3男子が、「ぼくも辛くて食べられなかった」。

確かに、つい先日まで、未就学児だった女子、小学校低学年男子、母、の食事レパートリーに、キムチは登場しません。

唐辛子と独特の辛味が、それほど好きではないので、母も自分だけのためにわざわざ買ってこないしね。

年に1回くらいなら、ビビンパなら食べたくなるかなー。それも、母が勝手にお昼に食べておくし。

夫が一緒に食べる生活なら、メニューももう少し、大人寄りメニューになるでしょうが、食べないかもしれないメニューを作るほどの余裕はありません!

 

ま、世界の料理体験だしね、いいんじゃない?と思っていると、

「だから、メロン食べられなかったんだよね。」

ん?話がつながらないんだけど。

お腹いっぱいになったから?(・・・なわけないよね。)

 

すると、息子の担任の方針では、(主食と副菜)ごはんを食べた人しか、デザートのフルーツには進めないシステム。(娘の担任は、辛いなら残していいよ、もちろんその人もメロンを食べてよい。)

 

はー。

そういう教師が、まだいたのね。

 

息子は、大のフルーツ好き。

ごはんよりも、フルーツ持ってきて!なタイプです。 

www.citronbiscuit.com

 

朝食のように、プレートに一緒にフルーツを出されたら、フルーツを先に食べちゃいます。

朝、最初は炭水化物よりもフルーツがお勧めっていうもんね。

朝フルーツは、金だよ。そして、食べるタイミングも、デザートというより、前でもいいよー。

 

しかも、コロナウィルス感染もあり、プレートにすでに配布されたメロンは、だれも口にすることはないまま、捨てられるわけで、、、

でも、実際の本人は食べたい気持ちが通常よりも勝っているわけで、、、

その気持ちを無視して、給食を片付ける(=捨てさせる)ってどういうことよ?

 

はぁ???って感じです。

 

息子に、「先生の考えかたは、ママは違う、って思う。もし、必要なら、ママは戦う!」と伝えたら、

「いいよいいよ。ぼくは、大丈夫。そんなことしないで」と言って、笑っていました。

こんな戦いは希望しない、という社会性は身に着けた様子。

 

仕方がないので、「わかった。先生に話すことはしないね。

でも、いろんな考えもあるけど、ママはこのやり方は違うと思うよ。もし、君もそう思うなら、自分の気持ちを言っていいんだよ。」と伝えました。

 

それにしても。

息子の持参した水筒(中身は、学校指定の、ただの水)は空っぽでした。

いつもは、結構中身が残っているのになぁ、と思っていると、息子が「キムチが辛くて、いっぱいお水が必要でさー。飲んでも飲んでも辛くて。」

 

キムチ丼の辛さに慣れていない息子には、つらい給食でした。

ただ、今回思うのは、野菜の人参が、ピーマンが食べられません、それをすべてよけて、食べません、というのとは違うと思うのです。

キムチ、という、辛味が独特の料理で、日本食でもなく、食生活に必須のメニューでもなく、ましてや小学校の給食でそれを完食することが望まれるメニューではないと思うのです。

基本的に、メニューに好き嫌いなく、給食を残さずに食べている息子です。ただ、唐辛子の辛味が苦手な息子は、食事メニューを選ぶことができるなら、選ばないであろう食事です。(カレーの辛さは中辛近くまできました!)

それを「味がいやだ」というより、「辛くて食べられない」と訴える息子から、その辛味をやわらげてくれるであろうメロンを取り上げて、捨てさせるのは、どうなのよ、と思うのでした。

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