こども2人と3人暮らし

11歳男子と9歳女子を育てながらフルタイム勤務中。夫の単身赴任を2020年に終え、5年4か月ぶりに同居生活となりました。夫と別居していた自由な日々を懐かしむ毎日。

わーっ、って叫びたい

こどもたちとだけ暮らしていて、何が苦しいって、苦しさを苦しい、と口に出すこともできない、ってこと。

ま、夫と暮らしていても口には出さないでしょうが。

いや、もっと、荒んだ態度をとってしまうかも。

 

でも。

子供たちには、心配させるわけにも行かないので、苦しさを出したらいけないのですよ。

まだ小学生ですから。

ま、小学生でなかったならば、不安の叫びを出しても、気づかれないかも。

 

更に言うと、子供にお金を渡して、「何でも好きなものをお食べ」とも言えない年齢なわけですよ。

っていうか、親が付いていない状況で、買い物もさせられない。

そもそも、いまは、お店には、「代表者だけで、買い物を」。

代表者ってなんやねん。

 

我が家は、しっかりした部分も持ち合わせた小3男子がいますからね。留守番させられますけれど。

息子は、いろんな意味で心配な部分もありますが、こういうことは、かなり「頼りになる子」なんですよ。

 

とはいえ、2年前の小1のときだったら留守番させられませんってば。

親が一人しかいない状況、かつ、学童も「極力利用を控えろ」と言い出す今年。

毎日持参する出席ノートにも「なるべく来ないでほしいし、それでも来るなら予定を書いておけ」という趣旨が書かれるようになりました。

 

それにしたって、子供を連れて行かなきゃならない人だって多いと思うんですよね。

そんな人はどうやって、買い物をしたらよいのでしょうか。

スーパーでいろいろなものを触ってほしくないし、触られたら嫌だな、と思われることを考えれば、こっちだって連れて行きたくないですよ、と思いますが、留守番むーりー、ってありますよね。

 小学生にもなれば、留守番できるんじゃない?は、まったく子育てしたことのない人間の考えです。

まぁ、私も15年前なら、「え?できないの?」と思ったかもしれないけど。

 

いまどき、都心じゃ、低学年の子供がひとりでお使い、とかさせられないんですよ。違う意味で。

だから、焼きそばや、冷やし中華、ラーメン、うどんが冷蔵庫の常備品となりました。

 

たまにはできた、ママ友を集めたおうちでの遊びもできなくなった今。

愚痴も吐けず、疲れても助けを求めることもできません。 

ほんと、「わー」って叫びたいんだ。

叫んでも変わらないだろうけどさ。吐き出したい。

 

だけど。

枕に顔をうずめても、叫ぶことはできません。してはならない。

子供たちに気づかれるから。

 

何事にも気力がないので仕方なく、ハッピーセットを買ってみたり、オーブンで焼くだけのピザを買い置きして、罪悪感とともにテーブルに並べるんですよ。

ごめんね。

でも、冷凍チャーハンを薄焼き卵で包んでオムライスにして、ケチャップでお絵かきしていいよ、と言うだけで、「おいしいね」と娘に笑顔で言われちゃう。

さらに増幅する罪悪感。

 

でも、これでも、ママは頑張っているんだ。

不安を声に出さずに、生きるために。