私は、小中高と学んできたなかで、どうやっても、「これは無理!」と思っていたもの。
はい、美術分野です。
公立高校を目指したなかで、逆立ちしても、これだけは、成績を上げることは無理だな、という評価を行いました。
次点は、体育、です。
要するに、苦手です。嫌いな科目は美術・体育です!
いずれも、自分の中にセンスがありませんでした!
絵、へたくそです。
途中までは、描けそうかな、なんて思って、やりだすんですよ。でも、35パーセントほど、進捗した時点で、「あ・・・」ってなる。
工作しかり。
かたちを工夫?線を工夫?ありえない。
どうやっても、仕上がりが散々な結果になるのです。
ほら、子育ての過程で「一緒にお絵かきしよう」みたいなの、あるじゃないですか。
ほんと、子育てのこっち側に来ても、出来るようになっているわけなくて、まったくノリについていけない母でした。
ほかのお友達のママが上手に落書きしてるのを、見てるだけ。
ごめんね。だって、ママが描いても、ヘンテコなんだよ。
辛うじて、同じものを見て描いてね、という状況のみ、参加。はい、これが精一杯。
息子も、同じ道をたどっていることに気が付きました。
しかし、彼は、運動音痴な両親をはるかに超える運動神経の持ち主で、走ったり、飛んだり、という種目には、才能を開花させ、球技は、ちょっとセンスがないかなぁ、と思えます。(だから、テニスをやらせてます。)
そして、歌を歌わせても、音程もリズムも取れています。このあたりは、ママに似てます。
が、絵のへたくそさにかけては、相当なものかと。学校の参観に行くと、息子の作品はおいおい、という作品のオンパレード。
うーん。そんなものか、とあきらめつつ。
が、娘は違いました。
「絵」をちゃんと、描いているんですよ。
入院中も、絵を描いて暇潰しをしていましたが、小2にしては、よくかけてる。(←親ばか)
さらに、正面からではなく、ぬいぐるみをひっくりかえしてデッサンしているのを見て、あれ、もしや、絵が好きなのね?ということになりました。
そんな娘、東京消防庁の企画した「はたらく消防車」で、クラスから選ばれ、学校からの選出となり、無事に優秀賞をゲットです!
すごいね。
賞状をもらえたものの、いまいち実感のない様子の娘に、ここぞとばかりほめてほめて、褒めまくってみました。
→ からの、天狗状態。
・・・やりすぎた。
まんまと、親から賞品ゲット。
「だってさぁ、学校からえらばれてさぁ、「にゅうせん」よりもすごい、「ゆうしゅうしょう」だよ!すごいかずのおうぼがあったらしいよ。」
それは、確かです。(都内から10万点の作品応募、ということになっています。)
そのうち優秀賞をゲットできた人が8000人ほどです。
うん、えらかったよ。
これからも、自由に絵を描いてほしいな。