インフルエンザワクチン接種考えなきゃなーと思ったときには、既に予約を開始していて、きちんとスケジュールを管理されていた皆様にすっかり乗り遅れ。
かかりつけの小児科は、娘が「断固拒否」だというし、第2候補の小児科のワクチンは高いので、パス。
小学生だし、近所の内科でもいいか、、と昨年同様のリーズナブルな内科に望みをかけ、待っていたら、
「小学生も1回接種のみ!」とのお達し。
そ、そうなのか???
でも、今年のワクチン不足を受け、子どもへのインフルエンザワクチンの接種は1回でもいいよ、とか言い出しましたし、それに乗っかることにしました。
2021年変更あり!【インフルエンザワクチンの予約と接種回数について】|こだま小児科
というか、予約できなかったし!
回数が足らないのは、私のせいじゃないし!
という言い訳とともに、予約を終え、あとは、接種日を待つばかり、となってました。
ふと、思い出して、こどもたちに「予防接種を打つのは、いつまでに伝えればいい?」と聞いたところ。
小4男子「1週間前!」
おぬし、3年前から、ぶれてないな。。。
ちなみに、小2女子「べつに、、、」
あ、そう。
このあたり、どういう違いなのかな。
と、当日を迎えました。
母より先に帰宅して、宿題をやり始めている男子に、「今から、出かけまーす」と伝えると、「いやだなー」との反応。
まぁ、予想の範囲内です。
学校のBOPで遊んでいた小2女子と待ち合せて、クリニックに向かいます。
クリニックに入るや否や、「このにおいがいやなんだよー」と文句を垂れる兄妹。
はいはい、ちょっと、そこで待っていてよ!
どうにか、待合室の椅子に座らせていると、
息子「ねぇ、本当に打たなきゃだめなの?」。はい。
同「インフルエンザになっても、薬あるじゃん」。そうですね。でも、接種しておいたほうが、軽くて済むよ。
延々、避ける方法を模索する男子。
クリニックを訪れるほとんどの方がワクチン接種だったようで、名前を呼ばれていきます。
息子「あー、次かもしれない。帰りたい」。静かにしていてください。
しつこい息子に、ため息。
一方の娘に、腕がすぐに出せるようにしてね、というと、大人しく上着を脱ぎ始める娘。
らくちん女子だわ。
診察室から呼ばれても逃げようと画策する男子がカーテンの陰に隠れ始めた頃、ようやく呼ばれました。
「だれが、最初?」という問いに、「わたし!」と勢いよく答える娘。
それを聞きつつ、近くの診察台のベッドに倒れ込む息子。ちょっと!!!
あっという間に、打ち終えた娘。はい、おつかれ。
次は、君だよ。・・・
ここからが、大変です。
小4男子「やっぱりヤダ!打たない。」「インフルエンザ、罹ればいいじゃん!」
え、、、まだいうか。
「ぼく、罹ってもいいからさ、うつのやめる」
おいおい。みんな、待っているので、さっさと打ってもらってよ。
「だって、その針!こわい!」
は???
何いっちゃってるのかなー。小4でしょー。コワイとかいわないでよ。
皆打ってるって。
「ママが打てばいい!」 昨日、ママは接種しました。打てません。
このあたりから、目に涙を浮かべてます。まじか。
さらには、過呼吸気味にひくついています。おいおい。
診察の椅子にも座ろうとしない息子を座らせ、なだめます。
はいはい、帰ってから、今日はゲームやっていいからさー。
「ゲームなんか、したくない!」
ちょっとぉ。。。
楽しいこと考えてるうちに打っちゃうよ!という看護士さんの話に、「なんにもたのしいことなんかないよ!」とのたまう息子。
3秒じゃなくて、2秒間にしてあげるよ!
「2秒も長い!」
おいおい。1秒にしろというのか。カウントを終える長さがのびるだけだよ。
「その針がいやだ!」
「あー、針があたった!」
あたっていません。アルコールで拭いただけです。
「いたーい!!」
なにも、してないって。
ここまでくると、笑える状況を終え、呆れるやら、ドクターに申し訳ないやら、待合室に響き渡っているであろうその声に、恥ずかしさを通りこして、消えてしまいたい母。
いい加減に、して早く打って。みんな、待ってるんだよ!
はぁ、こんな声も全て聞こえているんだよな。かんべんして~。
と、どうにか腕をつかんだ看護師にがっしり抑えられ、2秒間のカウントとともに、ワクチンが彼の体内に入りました。
ふぅ。
「そんな痛くなかったけど。」は???
「でも痛い。」はいはい。
はい、頭冷やしてほしいから、外で待っていて。
いや、心配だな、妹ちゃん、にぃにを見ててあげて。
ママは、会計をしなくてはならないからさ。
目には、まだ涙も乾ききらぬまま、傘立てに座りこむ小4男子。
そういや、過去にもいろいろあったな、、、と、遠い目になる私。
でも、今回がダントツ、ひどかったよ。。
こんなに恥ずかしいなら、夫に、連れて行かせればよかった。ボソッ。
娘のケアもほとんどできぬまま、いや、要らなかったと思うけど、息子のあばれ具合に手を焼く結果となりました。
看護師の方には、「小4くらいの男の子が一番ひどいから、大丈夫」と慰められました。
ちなみに、わたくし、注射が、いや、血を抜くのを見るのが大好きです。
血を抜かれているときの、注射器にほとばしる自分の赤い血に、「穴が開くと、こんなに激しくでてくるのね!すごい。頑張ってる!」と心臓にエールを送りたくなるタイプです。
でも、コロナワクチンを打っているときにも、その入っていく様子を観察したせいか、ひどく腕が痛くなったので、観察は自粛しようと思っています。
まさか、来年はこんなことないよね、と思いつつ。今年は2回目接種が(受けられ)なくて、本当に良かった、と思いました。
来年も1回接種が、いいなー、お財布にも優しいし。